概要天涯孤独の主人公、リストラ中年、中国人の密入国者、家出娘など、社会から冷たくされる者たちが擬似家族を作り、各々の過酷な運命から互いに身を守っていく姿を描いた作品である。
感想高屋敷 末莉ルート
一言でいうと、
50%の人懐こさと50%の自己嫌悪という感じでした。
人に好かれるために、人にやさしく、親切にする。
その一方で、自分が駄目な子であると思い、より好かれる為に努力する(行動する)
しかし、それが必ずしも正しい行動ではないという事を
考えされた話でした。
人は必ずしも、よい人ばかりではない。
末莉のような行動は、その心理を漬け込まれる所。
それが「脆さ」となり、さらなる「自己嫌悪」に陥ると思った。
しかし、主人公に慕うその気持ちがあり、
そして、主人公もまた同じように、気持ちがあったからこそ、
最終的なエンディングに睦びついたような気がする。
世に言う、主人公特性(人を惹きつける力)があったからこそだと
思います。
以下
ネタバレ要素含む