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ガイアの夜明け ようこそ 新エネルギー時代 ~“使うだけ”から“作る”生活へ 感想

ガイアの夜明け (2009年6月16日放送)

ようこそ 新エネルギー時代
~“使うだけ”から“作る”生活へ

金融危機、そしてオバマ大統領誕生によって、今、世界に革命が起こっている。それは、石油に頼らない再生エネルギー経済の創出。アメリカは、グリーン・ニューディール政策で景気回復と雇用の創出を虎視眈々と狙う。一方、日本でも、新エネルギーへの取り組みが次々と始まっていた。古くから開発が進んでいた太陽光や風力は、更なる普及に向けての努力が実を結び始めていた。そして・・・新しいエネルギー源は、まだまだあった! 我々の家庭で使う電力の自給自足も夢ではない。不況下で動き始めた、日本版グリーン・ニューディールの現在を追う!

以下個人感想



内容としては、今流行りの太陽電池パネルについての話が中心で、

中盤から終盤にかけてが、水力発電の見直し、小型水力発電に注目した内容でした。

個人的には、1998年にすでに、

かなり小形のソーラーパネルで動くおもちゃを購入したことがある。

太陽のエネルギーで自動的に動く程度のおもちゃでしたが、

今思えは相当時代に先駆けた商品だったような気がします。

しかし、そのソーラーパネルを搭載した動くおもちゃも、

3年もしないうちにうごかなくなってしまいました。

太陽電池パネルの導入で、お金がかかるが、国や地方から補助金が出る、

さらに10年もすれば元が取れるとの計算でみなさん導入しているのだが、

ソーラーパネルも劣化することを考えて導入したように思えない。

当時の技術と格段に進歩した今のソーラーパネル(太陽電池パネル)だが、

当然ながら劣化するものである。

しかしながら、販売員は、導入したばかりの新品の状態をあげて、

この状態ならば、10年もしないうちに元が取れるでしょうとアピールする。

買ったお客も、買ったばかりの稼動状況を見てこれなら大丈夫だと考える。

なんで、今と同じ状況が続くと考えてしまうのか?

もっとよく常識を考えて、導入しようとしなかったのか?

番組を見ていても、個人的には到底納得ができない感じでした。

職業柄、発電に関する知識があり、仕組みをある程度理解しているが、

ソーラーパネルにしても、風力発電にしても、

劣化し、機能は低下します。

すべての発電システムにいえることですが、

劣化しないシステムなんていうのはありません。

とくに自然を相手にした水力(ダムを利用)というのは、

稼動効率を維持しようするのに、莫大な維持費費用がかかります。

そんな状況で、ソーラーパネルだけが

10年後同じ品質で同じ効率のまま働いてくれるはずがありません。

ただでさえ、ソーラーパネルは、超精密部品なので、劣化していきますが、

自然の条件下に晒すので、雨や風や微笑な砂によって、劣化していきます。

風力発電にいたっては、発電効率のみを求めようとして、

想定を超えた風が吹いて、倒壊した例も実際には出ています。

長期間的今の状況のままに発電が続けられれば、元は取れるでしょう。

しかし、長期間、自然相手に設置した発電施設が、

災害や障害もおきずにに、メンテナンスもなくして稼動し続けれる事は、

不可能といっていい状況に対して、

今回のガイアは、

住宅販売員の回し者のように、

太陽発電は環境にもやさしく経済的のみアピールしていた番組構成でした。

国や大きな企業でも、

自然エネルギー、自然環境にやさしい企業こそが、1つのステータスになるような時代になりつつ、

ありますが、そうした事業が、本当に採算が取れる優良な事業なのか、

もう一度検討してみてほしいと思いました。

また、中盤からの、水力発電についても同様に、納得がいかない部分が多かった。

まず水が流れている場所というのは、どういう場所が多いのか?

それは公共の場所です。

私有地で川が流れている所なんてほとんどありません。

ガイアの夜明けでは、水田の近くを流れている川に設置するというものでしたが、

販売を進めようとするベンチャー企業の社長兼開発者は、

24時間365日これで発電しつづけますと言ったのはいいが、

増水時を含めた緊急時には、どうするのか考えているのだろうか?

当然、水力発電というのは、水をせき止めます。

増水時というのは、そこに常に入り続けていた水以上に流れるので、

建造物の上を流れます。

また流速(流れる速度)が早い為に、川の流れる形は、通常時と異なり、

跳ねたり蛇行したりします。

あたりまえですが、せき止めるような、施設を作ればそこから、

氾濫の原因となるのです。


そうでなくても、利用している中で流木や障害となるごみが蓄積し、

堰止めをすることでの影響を考えていないのかも不明でした。

また、自然体系を著しく損ねてしまう可能性があります。

もともと、自由水系(自由に水が流れている場所)には小生物も多く生息しています。

なぜダムが建設に反対されて、代用品として、堰が設計されているのか。

小型の水力発電を推し進めようとする人は、わからないのでしょうか?

元、上下水道の設計をやっていた人たちがこういう事業をしているらしいですが、

1設計者としても、もう少し勉強してきてほしいなと思いました。

総評
今回のガイアの夜明けにはちょっとがっかりでした。
太陽発電を、一般人(電力の素人)相手に、耐久年数やそうした劣化や障害の部分を

含めて詳しい説明した上で販売をしているのか、疑うようなないようでした。

それに今回行っていた太陽発電パネルは、固定式で、

太陽の発電が最適化する変動可動式ではないのも、

時代に先駆けた1歩進んだ話ではないような気がしました。

さらに内容として不足だったのが、発電した電力をモニターで見てチェックできる。

と、発電効率の話を言う割りに踏み込んだ内容ではなかった。

やるのであれば、、発電効率を配慮した新技術を進めている会社を取材するべきだと、

少し残念に感じました。

自然エネルギーの話に関しては、

圧倒的に、海外 特にドイツ、イギリスあたりが先進国です。

ドイツあたりは、すでに6%程度の自然エネルギーを駆使した事業を行っており。

技術も失敗例も、成功例等のの事例等数多く持っているので、

日本の多くの技術者の先駆者といわれる人たちは

そこの技術を研究しているのではないかと思います。

エコブームに乗っている今ですが、

購入したい人には、もう1歩考えてよく買ったほうがいいと思います。

もっと言えば、

国や地方のお偉いさん、公務員さんはよく精査した上で、導入してほしいと思いました。

本気で大規模に導入する機があるのであれば、

ドイツやフランスのあちらの公務員さん達に話を聞いたほうがいい。

よっぽど、発電に関していい内容が聞けると思います。

むしろガイアの夜明けでその辺をやってほしかったです。

| ドキュメンタリー | 22時31分 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑














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